2011年11月5日土曜日

激烈グッドモーニング@拝島菊千代

やって来ましたよ!菊千代にて投げ銭ライブ!以前は激モニの二人
清水エスパー光一がベースで加わったトリオで出演していましたが、
最近では菊千代も激モニで出るようになりました。

今回も歌ものあり、JAZZあり、FUNKありとバラエティに富んだライブ
をお届けしました。

ここのところ、急激に成長を遂げているピアニストきくちまゆこ
今回もクールかつファンキーなピアノ、オルガンを弾いてくれました。
まゆこは、とても繊細なピアニストで、お店に置いてあるピアノと
どこまでコミュニケーションが取れたかが、ダイレクトに演奏に表れる
タイプ。

山下洋輔さんも言ってたけど、ピアニストは店に置いてあるピアノと
如何に折り合いをつけていくかという宿命を背負っている。頭では
分かっていたけれど、それを実際に見せ付けられると納得せざるを
得ない。お店と仲良くなればなるほど、そしてピアノと仲良くなれば
なるほどそこでしか出来ない、唯一無二のライブが出来上がるという寸法だ。

これは、ピアノだけでなくドラマーにも言える事になるわけだが、
俺の場合は、まゆこと比べるとかなり無頓着だったといわざるを得ない。
何叩いたって俺の音になるんだから、と、どうしたらそこまでお前は楽観的に
なれるんだ?というくらい、悩んだことがない。あんまりシンバルが錆付いてて、
さすがにどうしようと思った事はあったけど。

ちょっと話がそれたけど、きくちまゆこが菊千代のピアノと仲良くなったので、
とっても演奏がよかった。これからもっともっとよくなるだろう。たまに拗ねる
こともあるのかな。でも、そんな時もまゆこはきっと、笑ってピアノをなだめ
すかしながら、あたたかい音を出してくれることと思います。

今回のライブ、自分の中で一番クールで熱かったのが「傘がない」。
まるでバンドで演奏しているのかと勘違いしてしまうほど、ファンキーになれた
と思う。実際、「傘がない」はこれからも愛し続けていく曲だ。とても意義のある
カバーが出来たと思っている。これからも続けていきたい。

以前出世魚ズでやっていた曲も演奏できて、とても良かった。激モニでは
バッチリスウィング、グルーヴする事を前提としながら歌ものを追求できれば
いいと思っている。チャーリー・パーカーがもしボーカリストだったら、そして
チャーリー・パーカーがもし現代に生きていたら、これが激モニを考える上で
のテーマになっている。そして、まゆこの暖かくて、センシティブ且つまるで
バンドのような重厚なピアノ。是非これを堪能していただければと願っている。

次回は12/14(水)、同じく拝島菊千代にて19時半から投げ銭ライブです☆楽しみにしててね。

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